スマホやパソコンを長時間使用することが多い現代人は、下を向いて同じ姿勢をとり続けるため肩甲骨が凝りやすいと言われています。
肩甲骨のコリが長引く肩こりや頭痛、猫背のもとになるということはご存知でしたか?
肩甲骨のコリの原因とは?
「最近肩甲骨が凝っている気がする」と思う方は、まず肩甲骨のコリ具合を自分でチェックしてみてください!
肩甲骨のコリの原因とは?
・長時間のデスクワーク
オフィス勤めやテレワークで、日々パソコンの画面と向き合って仕事をしているという方も多いと思います。
画面を見るために前かがみで下を向いている状態がずっと続くと、その状態のまま肩回りを動かす機会がありませんよね。
首から肩にかけての部位を動かさないでいると、肩甲骨を寄せるための筋肉がどんどん固まってしまい、肩甲骨が外側に開いてしまい、肩甲骨の可動域が狭くなり血流が悪くなるのでコリを感じやすくなるのです
座り仕事であっても時々立ち上がって軽く体をひねったり、肩をゆっくり回したりすることをおすすめします。
・スマホの使い過ぎ
スマホを見るために長い時間下を向き続けることによっても肩甲骨が凝ってしまいます。
人間の頭は想像以上に重く、成人で4~6kgあると言われています。首を前に傾けるほど頭を支えている筋肉に負荷がかかり、肩甲骨周りも硬くなっていくのです。
スマホによる肩甲骨のコリ対策としては、画面を目から40cm以上離す、適度に休憩をはさんで見るようにする、手の位置を高くして両手でスマホを持つ、などが挙げられます。
・運動不足
運動不足の状態が続くと、血行不良になり余計に肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まってしまいます。
「忙しくてまとまった運動の時間をとれない」という人も多いと思いますが、定期的に体を動かすことで肩甲骨のコリも解消されていくのです。
どんな運動をしたらいいかわからない方は、肩回りの筋肉を積極的に使うゴルフや水泳などのスポーツをするといいでしょう。
準備体操は入念に行ってください。